平成27年度の活動内容

(1)1月18日(日)「第20回全国都道府県対抗男子駅伝競技大会」(広島市で開催)の応援に参加

  ひろしま県人会から、駅伝の応援の招待があり、福岡福島県人会から2名参加しました。
  平和公園から宮島先までの往復48kmを、7人(中学生、高校生、大学生、社会人でチームを構成)で走り、
  12時半スタートで、2時間20分ほどでゴールします。福島県は、社会人が参加しないチーム構成となり、結果
  は20位でした。
  福島民報&民友新聞社の取材があり、翌日19日のスポーツ欄に、「選手団歓迎会」等の写真を含め駅伝の記事が
  掲載されました。
  スタート地点では、47都道府県の名産品販売ブース(他に飲食ブースも有)が設営されました。沿道には、各県
  の応援の横断幕やのぼりが掲げられ、かつ応援の熱気が感じられるほどでした。
  17時半から、「メルパルク広島」で、「選手団歓迎会」が開催され、福岡県人会も参加しました。出席者は、選
  手団(監督、コーチ、選手)、福島県体育協会会長&関係者、大阪事務所景山所長&職員、ひろしま県人会、ふく
  やま県人会などでした。
      平和公園内福島県ブース                       駅伝選手団歓迎会

(2)2月14日(土)福島県人会定例会を空港通りの「博多芙蓉」で開催

  16時半から定例会を開催。新加入会員(福島応援者です。)を加えて、27名参加しました。
  会員名簿等資料の配布後、菅沼会長の挨拶、新横断幕のお披露目、「ふくしまからはじめよう。 応援隊」の活動
  &1月18日広島市駅伝応援&県人会ホームページ開設の報告、3月8日の芋煮祭の説明等の後、無礼講の飲み会
  に突入しました。
  全員での「故郷」の合唱や飛び入りでの福島民謡、歌謡曲が伴奏マイク無で歌われ、今までにない盛り上がりで、
  19時前にお開きになりました。博多駅まで、バスでの送迎がありました。
   福島県庁から支給された法被&新横断幕

(3)3月8日(日)天神警固神社境内で「第4回東北芋煮祭」を開催

  午前9時の神事の後、調理に入りました。
  快晴で、青森県を除いた東北5県の県人会による「芋煮祭」を開催し、全体で約1400食供しました。一般の人
  も多数見えて、新たに福島県人会に5人が加入しました。
  他県人会の芋煮は早々と、最後に福島県人会の芋煮が完売しました。
  「東北の語り」、「あびけん」のミニコンサート、筑紫女学園高校生のフラダンス&「あびけん」知人によるフラ
  ダンスなどが披露されました。
  NHK第一ラジオの取材(避難民である福島県人会の渡辺さん(女性)が応対)があり、翌日22時に放送されま
  した。また、RKBテレビの取材(調理中を含めた芋煮祭の様子や須賀川市から避難している塩田さん&息子さん
  への震災への思いへのインタビューなど)があり、翌日の「今日感テレビ」で放送されました。
      神 事                    芋 煮 祭                 筑紫女学園高校生のフラダンス

(4)4月3日(金)早良区賀茂公民館で県人会の浅野さんが講演

  賀茂小学校に隣接した賀茂公民館で、「27年度公民館サークル開講式」に続いて行われた「人権研修会」で、
  野さんによる「福島は今・・・福岡から何ができるか」と題した講演がありました。
  福島県へのアンケート調査に協力した人には、福島県産米「天のつぶ」500g袋を渡しました。
   説明者が県人会浅野さんです

(5)4月4日(土)冷泉公園で花見会を開催

  14時頃から冷泉公園で、県人会の嶋田夫妻主催による「東北芋煮祭」慰労会を兼ねて、花見会を開催しました。
  散り始めで小雨のばらついた程度で、天候に恵まれました。
  山形、秋田、宮城(小倉から来ていました)の各県人会の参加もあり、福島県芋煮、カレー&ご飯、牛タン&手作
  りソーセージの&干し魚の焼き物等の料理、日本酒、ビール、ワイン等が振る舞われました。会費は、割り勘でし
  た。
     桜が散り始めています

(6)5月4日(祝日 月)福島県人会主催で「どんたく」に参加

  快晴で、自治体枠を外れたので、郡山市の「うねめ祭り踊り」を中心としたパレードは、3日から4日に最後に近
  い18時23分のスタートで、参加者は、郡山市から「踊り隊」が、筑紫女学園高校生、県人会有志、合気道祥平
  塾、支援者等の約50人でした。
  郡山市の「うねめ祭り踊り」は、8月上旬の今年で51回目の開催となり5000人ほどが踊り、東北5大祭りの
  一つに数えられることもあります。
  3日18時頃から長浜「鮮魚市場会館」内の「おきよ食堂」で「踊り隊」の歓迎会(大阪景山所長も参加)を、4
  日はパレード終了後19時から中州和民で慰労会をしました。
  また、4日は、10時30分~45分に「大丸バサージュ演舞台」で筑紫女学園高校生のフラダンスを、16時
  45分~55分に「新天町演舞台」で「うねめ祭り踊り」を披露しました。「新天町演舞台」では、「踊り隊」代
  表が、6月からの1年間福島県内で宿泊すると、宿泊代が通常の半額(自治体から補助が出る)になるので、是非
  福島県観光をと宣伝しました。
    大丸バサージュ演武台                 新天町演武台                どんたくパレード中

(7)7月18日(土)百道浜で「東日本大震災支援」でRKBラジオ主催の「ももち浜サマーフェスタ」が開催

  16時30分半から、シーサイドももち海浜公園東側ビーチで、「ももち浜サマーフェスタ(7月18日~20日
   )」が開催され、イベントの一環として、「1000名フラ(1000名でフラダンスを踊る)」が披露され、約
  1500名の参加がありました。
  いわき市から「スパリゾートハワイアンズフラガール」が、「ゴダイゴ」のギタリスト浅野氏、福岡県&山口県&
  長崎県等のフラガール教室の先生&生徒さん、福島県人会有志、見物客が飛び入りで参加しました。

(8)8月1日(土)「アークロイヤルホテル天神」で定例総会を開催

  参加者は36名で、新会員が6名でした。
  浪江町から四国九州への避難人を、浪江町から委託され支援業務をしている大牟田市の「支援コーディネーター」
  の彌永(いやなが)さん(女性)や大阪景山所長も参加しました。
  「総会」では、プロジェクターで最近の福島原発災害復興状況や相馬港へ津波が押し寄せた映像等の上映(一説明
  有)や県人会会則の説明を行いました。また、「懇談会」は、新会員の自己紹介、今年の「どんたく」パレード写
  真の上映、全員での「故郷」の合唱などを行いました。
    震災時相馬港津波上映中              「故郷」合唱中                     参加者です

(9)原西公民館・高取商店街・原北公民館・大原公民館・賀茂公民館で物産店を出展

  9月5日(土)原西公民館の「フリーマーケット」で、10月11日(日)高取商店街の「鷹取夢祭り」(去年よ
  り出店ブース及び人通りが少なかった)で、10月17日(土)原北公民館で、10月31日(土)大原公民館で
  、11月1日(日)賀茂公民館で、物産店を出展しました。ともに、早良区でした。

(10)10月4日(日)福岡市役所ふれあい広場で「ハートフェスタ福岡2015」が開催

  快晴の中、「みんなで集まろう 心ふれあう人権広場」をスローガンに、「ハートフェスタ福岡2015」が開
  催。人権問題に関連する約70のブースが出展し、県人会は「福島県は農産物の出荷前に放射能濃度検査を実施し
  ているので安全です。」を知ってもらうため参加しました。
  入場無料で、手話通訳もあり、ステージ上では「コージ」のトークショーや当仁太鼓等が披露されました。

(11)10月12日(体育の日 祝日)室見川河畔敷公園で芋煮会を開催

  福島県人会関係者だけで、芋煮会を開催。10時30分頃は3人でしたが、その後13人に増え、15時頃に終了
  しました。震災直後に福岡市に避難し芋煮会に参加した女性がその後生まれた3歳の子女を連れてきて、2回目の
  参加となりました。八女市の北村先生から会津の日本酒の差し入れがありました。

(12)10月27日(火)有田公民館(早良区)で県人会浅野氏が講演

  文化祭の一環として「第10回有田大学」で、「あの日の福島~そして今私たちが出来る事」をテーマとして、浅
  野さんが講演しました。

(12)11月3日(文化の日)室見川河畔敷公園で「東北芋煮会」を開催 

  東北5県の県人会が集まり、「東北芋煮会」を開催しました。青森県人は参加しましたが、出店はしませんでし
  た。200名ほど参加しました。当日は快晴で、福島県人会にも新規の入会がありました。
  仕込みは、前日県人会有志でしました。

(13)11月10日(火)鈴木福島県副知事が福岡市に来訪

  「チャレンジふくしまサミット in 九州」が、15時から天神スカイホールメインホール(西日本新聞会館
  16F)でら開催され、「一部」では「鈴木福島県副知事の基調講演」「城彰二トークショー」「福島と福岡の蔵
  元による日本車のトークショー」が、「二部」では「ふくしまからはじめよう 企業交流会」があり、福島県人会
  有志も参加しました。
  終了後、関係者での親睦会があり、福島県人会も参加しました。


その他として、

●2月12日(木)14時45分から、「第37回福岡市小中学校保健安全教育研究大会」が、福岡センタービル10
 F(博多駅前)で開催され、南相馬市立大甕(おおみか)小学校(第一原発20km圏内から外へ600m離れてい
 る)の元校長 平田勝成先生による講演があり、福島県人会有志が参加しました。
 震災時に、
 ・地震、津波からどう児童を守ったか(学校は高台にあり、津波の被害はありませんでしたが、早めに及び津波が来
  る前に帰宅した児童5人が亡くなりました。)
 ・学校が7か月ほどの休校時の転校先での児童の苦労したこと 
 ・学校再開時の児童及び住民の喜び
 ・被災した児童のその後
  などが講演されました。
●2月20日(金)から5日間、キャナルシティ「グランド ハイアット福岡」1Fレストラン「アロマーズ」で、福
 島県の食材を用いた料理(約30種)と福島県日本酒を味わう「福島 ×HYATT コラボレーションビュッフ
 ェ」が開催されました。ホテルを利用する人も、食べられます。
 20日に、開催前に、福島兼人有志、今回企画した&福島県を支援する関係者、郡山市&会津坂下、磐梯町(榮泉酒
 造宮森社長が来ました)、福島県庁職員等で食事会をしました。
 会費から1000円が日本赤十字社を通じて、東日本大震災義捐金として寄付されました。
 なお、今回の企画は、福島県を応援する県人会の「被災地にミシンを贈ろうプロジェクト」代表の土生さんの御尽力
 で実現しました。
●2月26日(木)博多区千代町の松源寺(浄土真宗本願寺)で、今年も「那珂川組 門信徒のつどい」で、福島県人
 会の芋煮を、出席者の檀家に供しました。出席者は、約200人でした。
 講演で、二本松市の浄土真宗(大谷派)真行寺住職の奥さんが招待され、第一原発の放射能が震災時にどのように飛
 散したか、新潟県に避難した苦労、現時点で放射能汚染の影響がまだあり二本松市内で放射能濃度が基準以上に高い
 地域がある、若い人は畑から収穫した野菜を食べない、森林地域は除染作業が一切されていない現状などを話しまし
 た。
●5月6日(水 祝日)~12日(火)博多阪急7Fリビングイベントベースで、「ふくしまから羽ばたく一歩」のス
 ローガンで、「ハンドメイドクラフト展」が開催されました。福島県から6店が福岡県から8店が作品を出展し、「
 ワークショップ」講座も開設されました。
 主催として県人会の土生さん、及び「福島&福岡福島県人会」が共催メンバーに連ねました。
●10月14日(水)19時から天神大名2-1-50 2Fハビット(旧名ガリレア)で、14日(火)~20日(
 火)に博多阪急7Fで開催される浪江町の伝統工芸「大堀相馬焼作品展」に出展する「松永窯」4代目の「松永武士
 さんを囲む会」があり、福島県人会有志も参加しました。
 福岡大学生3人と県人会土生さんが宮城県釜石市の被災地で出会い、作品展及び囲む会が実現しました。参加者は、
 全体的に大学生などの若い男女が多かったです。
 相馬の各窯は、震災後は相馬を離れて、中通りに分散移転しています。「大堀相馬焼」は、「二重焼の湯飲みで馬の
 絵柄」が特徴で、震災前は企業からの贈答用の注文がほとんどで、震災後は注文生産が激減し、自らの販売を模索し
 ています。今後は、福岡県の「小石原焼」関係者とコラボし、販路拡大を図っています。